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BLOGこんにちはHIDERUです。
普段僕は絵画や彫刻作品を制作していますが、今日は僕のもう一つの作風、チョコレートアートのご紹介です。
アルティキッズでも子供達とチョコアート作品を作りましたが、みんな大喜びで、途中でチョコを食べながら制作していました(笑)
今日は、作品紹介と、チョコアート描き方や方法も詳しく書いていきたいと思います。
お子さんのバースデーに作ってあげたら大喜びなので、お母様にもとてもおすすめです。
HIDERUのチョコレートアート作品紹介
チョコレートハットガール
チョコレートで濃淡を作るのがとても難しくて、服の透けた感じを出すのに苦戦しました(笑)
カラーチョコで描いた星の王子様
市販のカラーチョコレートを湯煎で溶かして、大好きな星の王子様をイメージして描きました。
Art Cafe~Under the Bed
チョコレートで描いて食紅で着彩しました。絵本、ぞうのババールにインスパイアされて描いたオリジナル作品です。タイトルは僕が店主をしているアートカフェの名前です。お皿のサイズ26センチ。
鳳凰と朧月夜
京都の旅館に飾るチョコアート作品のオーダーを受け、納品しました。真円ではない大小2枚の黒いお皿に、和をテーマに描いて欲しいという今までで1番難易度の高い、そしてチャレンジしがいのあるオファーでした。
合羽橋でお皿探しから始まり、構図やデザインやタッチや使用するチョコも試行錯誤を繰り返し、食用の金箔も使いやっと完成しました。
これはホワイトチョコを溶かして使い食用の色素で着色しています。横幅およそ45センチ。
深い森の湖にいるユニコーン
オーダを受けて描いた作品。深い森の奥の湖畔にいる白い馬を描いて欲しいと言われ、透明なガラスのお皿を2枚重ねて、近景と背景を描き、奥行きをつけました。
色はナパージュに色粉を混ぜて、筆で水彩画のような感覚で描きました。
馬はホワイトチョコ。自分でも思いで深い作品になりました。
別の方から追加オーダーも受け、もう一枚描きました。
<お皿サイズ26cm×2枚 ¥15,000−>
チョコレートで描いたミュシャの黄道十二宮
こちらは有名なアルフォンス・ミュシャの名作「黄道十二宮」を模写してみました。
単なる模写ではつまらないので、透明なお皿を使いステンドグラスのように描きました。
色彩の部分は、ナパージュ(水飴のようなもの)に色粉を混ぜて着色しました。
描画力のトレーニングにもなりました。ミュシャの凄さを改めて思い知らされました。
ベリーダンサーin the チョコレートアート
友人のベリーダンサーを描きました。
本人の監修の元、動きも内面も表現しなければと思い、5時間ぶっ通しで集中して描いたら、描き終わった後、ものすごい疲労に襲われました(笑)
結婚式〜ウェルカムチョコレートアートプレート
こちらは結婚のお祝いに描きました。披露宴のウェルカムチョコアートプレートです。
式場に飾られました。結婚おめでとう!チョコだけに甘い生活をね!
そっくりに似せるのって結構大変でした 笑
ハッピーバースデー チョコアートプレート
友人のバースデーに描きました。
お顔が整っている人は、ちょっとの狂いで似なくなるので難しい(笑)
何度も描き直して完成しました。
チョコレートアート 制作風景
こちらは僕ことHIDERUが、宇宙一強い男を描いた動画です。
全体は主に筆で描き、細部はチョコペン(コルネ)で描いています。
こちらは、うちの生徒さんの誕生日に描きました。
チョコレートアートで使うチョコレート
いろいろなチョコレートを試してきましたが、僕は今では自作のチョコレートを使っています。
自分で調合しているので、一番描きやすいのです。
ここでは、お手軽に使えるチョコレートをあげておきますね。
自作チョコのレシピを知りたい!っていう方は僕のチョコアートワークショップなどで教えていますのでよかったら.
固形チョコレート(板チョコなど)
スーパーやコンビニにある市販の板チョコがよく使われますよね。森永や明治などなんでもオッケーです。
メリットとしては、描き安い、すぐ手に入る、安い、などがあります。
デミリットとしては、一々溶かすのも手間なのと、特に僕はかなり時間をかけて描くことが多いので、すぐ固くなってしまう固形チョコだと使いづらいです。
使用方法はお鍋にお湯を入れて沸かし、上にボールを浮かべ、そこに固形チョコを入れます。
溶ろけたら出来上がりです。
チョコソース、チョコレートシロップ
僕のチョコレートアートは、筆で絵画のようなタッチで描くことが多いので最初の頃は市販のチョコソース(チョコレートシロップ)を使っていました。
描きやすさの観点から、各社のチョコレートソースを実際に比較しましたので興味ある方は参考にしてください。
チョコペンアートに使うチョコソース(シロップ)、どれが使いやすいか自分で試してみました。
上の画像の左から①②③④となります。右に行くほど粘度が高くなり、値段も右に行くほど高くなります。
①森永製菓
②ハーシーズ
③バンホーテン
④ギラデリ
森永製菓のチョコレートシロップ
①森永製菓、初めてチョコアートを描こうとしたとき、近所に売っていたので何も知らずにこれを買って使っていましたが、さらさらしずぎていてどんどん流れてしまい、今思うととても使いづらかった。
水墨画みたいに描くのに向いています。
278円位で安いし味は普通に美味しいです。
ハーシーズのチョコレートシロップ
②ハーシーズ、次に買ったのがこれ。これも近所の東急ストアに売っていました。
森永より粘度が高く多少使いやすいがまだサラサラ。皿の淵に使うと流れてきます。
味は香りがよい。濃厚。
値段も298円位、安いし割とすぐ手に入る。
バンホーテンのチョコレートシロップ
③バンホーテン
粘度高めで使いやすい。
やっと、少し楽に描けるようになった。
味もこれが一番美味しい。
600g位で1000円程
その辺には売ってないのでネットで注文。
ギラデリのチョコレートシロップ
④ギラデリ
かなり粘度が高くなり、一番使いやすい。
やっと出会えた。描きやすいチョコソース。
でも値段も1番高い(450gで1400円程)
ジャム見たいにパンに
塗れる。
油絵の具まではいかないけれど、リキテックスのような感覚で描ける。
味はちょっと油っこい、濃厚。
普通のスーパーには売ってないです。
用途に応じて使ってみてくださいね。
チョコペン(コルネ)について
アイシングクッキーなどでも使うコルネを作って描いています。
スーパーに売っているクッキングシートでも良いのですが、oppシートで作る方が細密に描きやすいです。
15センチ×15センチの二等辺三角形の形にカットしたOPPシートを、円錐状に丸めて
そこにチョコをつめて描いています。
*OPPシートでのコルネの作り方 参考動画
*最初から三角形にカットされたOPPシートも売っています。僕はロールから切り出していますが、これは便利ですね!
https://item.rakuten.co.jp/artm-opp/10000202/
太描きでちょこっと描くだけなら、ダイソーなどに売っているチョコペンも便利ですよー。